安勝に思い馳せ笠松競馬

2004年9月1日,オグリキャップ,安藤勝己,強者どもが夢の後ではないが,笠松競馬場を訪ねた折のメモ.
(約1000字)

>2004.9.1
岐阜駅にいる.傍らには金津園がある.時計は11:00過ぎを指し,既に1レースは終わっている.笠松に行くため名鉄の新岐阜駅目指す・・・が,JR岐阜駅構内のどこにも「名鉄」「新岐阜」の案内標識が見当たらない.尋ねること3人目でようやくどちらに行けばよいか分かる.「そう言えば案内ないねぇ」とのこと.そういう人柄の風土なのだろうか?ちょっと不親切だなと思い名鉄の急行に乗り込む.一駅で笠松に到着した.

笠松駅から競馬場までも,正規の道を歩いていないため(?)かやはり案内はどこにもなく,現地の人に聞いて徒歩15分ほどで到着した.住宅地と堤防で隔てられて位置する笠松競馬場,標識がないため知っているか聞くかしないと堤防の外側を堂々巡りさせられる.入場料100円で中へ入る.平日水曜の開催ということもあり,案の定人は少ない.

笠松と言えば名馬オグリキャップ(重賞12勝(うちGI4勝))を輩出しているが,最後に有馬を勝ったのは1990年のことで,私はまだサラブレットという言葉さえ知らなかった.お世話になっているのは昨年より笠松からJRAへ移った安藤勝己騎手.昨年の菊花賞から,今年の東京優駿・安田記念までに加え,馬単の2着に入る燻し銀の仕事で,私の馬券の収支をきちんと数字で出しているわけではないけれど,相性は◎.都合のあった笠松・高原特別シリーズ3日目に思いを馳せに参じた次第である.

台風16号が雲をさらっていった台風一過のため,カンカンに日差しが暑い.サッポロの瓶ビール370円をお好み焼き400円,どて焼100円をつまみに潤す.これだけで既に大満足で,「数レース買(勝?)って,帰りますかな」と心の中で呟く.公営競馬専門誌エースに目をやる.5レースからの参戦だ.全レース8頭だてで,買い方は単勝,馬連,馬単(枠は基本的に見ないスタンス)の3種類.

5レース:馬単1点
肝焼き
6レース:単勝1点・馬単1点
ビール
7レース:馬単1点
無料サービスのダージリンティー
8レース:軸1頭2頭流しの馬連
かき氷
9レース:単勝1点・馬単1点
・・・

と間にいろいろ頬張りつつ,最終10レースを前に競馬場を後にした.結果は,払い戻しなし.食費と購入馬券代がとんとん程度の,いつも通りの少点買いのスタンスを貫く.負けても懐は寒くならない買い方なので,1コーナーでアウトにぶっとぶ馬たちや,砂塵舞う中での雰囲気を満喫できて気分よろしく繁華街へと戻って行った.

Go Top Page