愛工大名電vs報徳学園/高岡商業vs大阪桐蔭
第100回夏の全国高校野球選手権の大会12日目を甲子園球場で観戦した.アルプス応援席に陣取り,売り子に狙いを定めて声を掛け,ビールを片手に,応援に加わって1プレイ1プレイに一喜一憂するのは,相も変わらずにやっぱり気持ちがいい.

2018/8/16 愛工大名電(愛知) vs 報徳学園(兵庫) @3回戦
チーム 123456789   計  
愛工大名電 1001000002
報徳学園 00403000X7

愛工大明電はイチローや工藤公康の輩出もさることながら,全日本吹奏楽コンクール最多出場(金賞と銀賞の合計も一位)を誇るブラスバンドの名門で,プロ注目の小園海斗擁する甲子園の地元,元祖アゲアゲホイホイの報徳学園との応援合戦を観に行ったと言っても過言ではない.期待を裏切らない見応えがあった.





愛好大名電ブラスバンド

2018/8/16 高岡商業(富山) vs 大阪桐蔭(北大阪) @3回戦
チーム 123456789   計  
高岡商業 0100000001
大阪桐蔭 00200100X3

55勝9敗の優勝7回(春3・夏3→4[この試合後そのまま優勝])で,脅威の勝率8割5分9厘を誇る西谷浩一監督が率いる平成の常勝軍団が大阪桐蔭だ.前人未到と言われたPL学園の中村順司監督の58勝10敗の勝率を上回り,智弁和歌山の高嶋仁監督の最多勝利68勝(同大会後に引退のためこれ以上伸びない)の記録の更新が完全に視野に入っている.春の大会同様に,プロ注目の中川卓也,藤原恭大,根尾昂のクリーンアップ,ピッチャーの柿木蓮に加えて,“ジント”(宮崎仁斗)や“トウマ”(青地斗舞)の1・2番コンビも野球のウマさ,面白さを感じさせてくれた.対する高岡商業の山田龍聖もドラフト候補に名があがるだけあって好投を続け,名曲「ザ・ホース」をバックにした球場の高商のムード感と相まって,この夏優勝した大阪桐蔭にとって,北大阪予選準決勝の履正社の次に苦戦した一戦だったように思う.



甲子園2018/8/16

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