火鍋(中国)・ビリヤニ(インド)・ラープ(タイ)
火鍋(中国)
2026年5月27日から6月1日まで中国を訪ねた。最初の3泊は四川省の成都、後半の2泊は重慶に。お目当ては激辛料理を食べること! 26年ぶりの中国は、相変わらずの”人と密度とエネルギー”。一方で、屋台までAlipay決済が浸透し、夜は大規模なドローンショー、バスや電車も当時と比べると雲泥の差で綺麗に整備されていて、近代化の進化を強く感じた。 食では、麻婆豆腐(発祥と言われる陳麻婆豆腐にて)、辣子鶏、担々麺など一通り楽しんだが、日本と味や辛さの差はそれほど大きくない印象。中でも印象的だったのは、火鍋だ!。豚の脳みそ、牛のセンマイや大動脈、ガチョウの腸、アヒルの血を固めたものなど、内臓系の具材がとにかく豊富で、辛いわ、食感が楽しいわ、何よりうまいわー。


ビリヤニ(インド)
2026年6月2日から7日までインドを訪ねた。最初の5泊はハイデラバード、後半の1泊はグントゥールに。お目当ては激辛料理を食べること! 26年ぶりのインドは、当時は北側(カルカッタ、バラナシ、デリー、アムリトサルなど)で、今回は南部寄りの違いはあれど、相変わらずの”人の密度とエネルギー”。車間はほぼゼロ、逆走あり、車線はあるけど完全無視、スクーターに5人乗り、トゥクトゥクに13人乗り、ほとんどノーヘル、明かに小学生がバイクに乗っている光景も...。パワーをもらえる。 街には野良犬や猿もいて、南部のためか、牛は少なめでしたね。一方で、ITエリアはまるで別世界。洗練されたビル、高級車、整備された道路に加えて、ビールは1杯1000円と価格帯も日本より高いレベル。映画館ではテルグ語の字幕なしで「PEDDY」を鑑賞し、内容を推測して、後で生成AIに聞いて答え合わせするのは、なかなか楽しい体験だった 食では、マトンカレー、チキン65、地鶏カレーなど一通り楽しんだが、唐辛子の本場グントゥールでも、まったく辛くない(悲)。そんな中で、白眉はお目当てのハイデラバディ・ビリヤニ。名店「四天王」のうち、Paradise Biryani, Hotel Shadab, Shah Ghouse, そして今回行けなかったBawarchi, 代わりにPista Houseを含めた計4店を巡った。もちろん手食。手の中で湾曲した絶妙に炊き上がったバスマティライスと渾然一体になった具材やスパイスをこねては、口に運び、が、見た目は似ていてもスパイスの香りは店ごとに個性があり、止まらない。


ラープ(タイ)
2026年8月5日から9日までタイのチェンマイを訪ねた。26年ぶりのタイは、相変わらず時間がゆっくりと流れ、懐かしくも少ない変化が妙に嬉しい。配車アプリで、目的地まで価格交渉をしたり、釣りをくれずに文句を言ったりするストレスもなく、時代の進化を感じつつ。ただ、当時は1バーツ3円程度が、今や5円弱、そもそもの物価も相対的に当時の日本に対して上がってしまったね。 食では、チェンマイ名物のカオマンガイやサイウア(豚のソーセージ)、1度はトムヤンクンやグリーンカレーも食べたり、「ハーントゥン」で赤蟻の卵のスープやツチグリの炒め物を食べたり、その中で、最強のつまみかつ飯ーーSticky Riceと言うもち米ーーの共は、「ラープ」だ! NHKの「世界入りにく居酒屋」で取り上げられ、お目当てだった「ラープトンコイ」は、初日はブッダデーの休日、2日目は店主がケガをしたとのことで、市内から片道20分かけてタクシーで店の前に向かうも、ありつけず(悲)。それでも、各店、火を通したラープチェンマイはもちろん、2回に分けて通った「ラープパタン」では、生の牛肉やホルモンがメインの「サーディップ」と真っ白な生のセンマイが上にトッピングされた血も滴る新鮮生肉「ラープヌアディップ」、「ロンゴイラープコム」で淡白な味の生の水牛肉とほろ苦い甘みの牛胆汁を絡めた「ラープコム」、が最高すぎる。辛さの調整は後追いの唐辛子で調整できるのが嬉しい。最初、血なのか苦味が舌をつっつくけど、噛み締めるほどに徐々に肉の甘味が口に拡がり、チャン・LEO・シンハーのビールが進むのだった。日本では、もう、この生々しい肉を頬張ることはできないのだから。


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