ＳＴＵ４８船上劇場公演と神戸居酒屋紀行
11:30 神戸クアハウス＠三宮
ＳＴU４８劇場公演のチケット購入時に必要な「電子チケットアプリのインストール」と「免許証」を持っていることを確認して，極力手ぶらでジャケットやコートを羽織る．寝過ごしの心配が無い新幹線「ひかり503号」で500ml缶のビールにカップ酒をぐびり．終点の新大阪からJR神戸線快速で三宮に降り立つ．ぶらりと散歩してから，サウナ室で交わされるおっちゃん達の関西弁に慣れながら酒を汗で飛ばし，水風呂に降り注ぐ六甲の天然水・布引の水に入れ替える．
- スーツ着の“これから仕事の”出張者に囲まれて，朝酒のうまさを噛みしめる．
- ここの設定ならサウナ室15分＆水風呂５分＆休憩３分を３セットが丁度いい．
- 眺望乏しく，身体を拭いて階段を上り下りする価値が屋上の露天風呂にはない．
13:30 ひょうたん and/or 赤萬 ＠三宮
神戸は元町に中華街を擁し，餃子専門店が多く，昼時は地元民や観光客で混んでいるので，少し時間を外して入店する．焼き餃子２人前（２店をハシゴするなら各店１人前）を頬張り，ビール大瓶と紹興酒で流し，胃袋に活を入れる．
- 飯ものはなく，メニューは餃子と酒だけという潔さを，快く受け入れる．
- 餃子を焼く無駄のない所作を堪能し，焼ける香ばしい音を耳で楽しむ．
- 醤油多めよりは，酢に自家製ラー油や味噌を溶かして食べるのが神戸流か．
14:30 神戸サウナ＆スパ＠三宮
チェックインして，荷物があればロッカーに放り込んで，手ぶらになる．せっかくなので，20分おきのロウリュサービスとフィンランドサウナで汗をかいて，露天の11.7度の水風呂に潜ってクールダウンをする．館内のレストランで，八角が効いた肉団子を頬張って，特製ハイボールを飲みながら，いざ「電子チケットアプリ」の発券を確認する．
- 靴のロッカーは験担ぎで48番を使う．
- 受付で美人嬢にあたるとラッキィ．
- 良い席（A〜P列の前３列A〜C列の中央8〜13番）のチケットが当たるように．
16:30 たちばな＠元町
神戸でたこ焼きと言えば出汁で食べるふっくら卵の明石焼きのこと．平板に並んだ１人前10個は見た目のボリュームがなかなかあるが，食べ始めると，ビールによく合い，あれよあれよという間に完食してしまう．
- 明石焼を焼く無駄のない所作を堪能し，フワフワに仕上がっていく様を目で楽しむ．
- タコが入ってないのに出くわしたら，運を公演で前に背が低い女性が座る方に取っておいたと心得る．
- 地元民がショッピングの合間に小腹を満たしにきた会話をBGMに過ごす．
17:30 ＳＴU４８船上劇場＠神戸港／中突堤Ｃバース
中華街を散策し，神戸港の暮れなずむ空と映えてくる周囲の明かりを楽しみながら，受付を済ませて開演18:00の30分前に船内へ．ポスターなどを一通り眺め，デッキに出てポートタワーを眺めたら，いざ劇場へ．さー公演開始．大いに盛り上がる．
- 公演中はその日一番輝いている子を見つけ，観客も観察しながら，とにかく楽しむ．
- GO!GO! little SEABIRDS!!に続く「２番目の船上公演"僕たちの恋の予感"の主要メンバフル出演：瀧野由美子，甲斐心愛，い×５（石田千穂，石田みなみ，磯貝花音，今村美月，岩田陽菜），薮下楓」を今後超える公演が観れますように．とは言え，2018/7にNGT48劇場の出張公演で観たほぼ同メンバ（"い×５"→市岡愛弓を加えた"い×６"）の方がフレッシュさや一生懸命さがあってよかったか．
20:40 焼き鳥中森＠三宮
海を横目に見つめ合う等間隔に並ぶラブラブなカップルの脇を抜けて三宮に戻る．新鮮な鶏刺身盛り合わせ（ハツ，こころ，レバー，もも，ささみ，ズリ，団子ミンチ，ねっく等から，その日の仕入れでてんこ盛り）は箸が止まらず，菊正宗の徳利が何本も空になることになる．
- おばちゃんが一人で切り盛りするこじんまりした店．場数を踏んで培った，周囲に目を配る酒場でのスマートな振る舞いを実践する．
- おばちゃんは物言いがはっきりしていて癖があるけど，丁寧に会話をして所作をすれば，自分が場に馴染んでくる．
22:00 Bar Re:act＠三宮
日本中に名が通った名バーがひしめく港町・神戸．バール・サロンやラグナ ザ バーの扉を開けても素敵な時間が待っているはずだけど，名店が多いということは総じてレベルが高いわけで，ふらっと直感で入ってみるのも旅飲みの醍醐味として面白い．ほろ酔いで，神戸サウナ＆スパへと戻る．
- 私の場合は，バーテンダーの実力を感じるなんて偉そうではないけれど，１杯目に頼むカクテルは「サイドカー」が多い．
- 同店はメスカル（広義のテキーラ）の品揃えがすごく，西麻布のフェリーズを紹介された．こういう横の繋がりが次の旅飲みに繋がっていく．
|